2011-10-07

木を切る。その2

草は刈り終え、全員ノコギリ。
チェーンソーが使えた数時間のおかげでだいぶ更地っぽくなってきて、バッタも姿を見せなくなったので、僕も中に入ってノコギリ。30分もしないうちに周りを見ると、僕以外は全員サボっていた。
ノコギリになってからのペースダウン、ヤル気ダウンは凄まじかった。全然進まない。
数分おきに「北海道を拓いた人たちすげえなあ」と聞こえてきた。

日が暮れてきて、もう何も見えなくなったきたので作業終了。リュウのおごりでカレー屋。
カレーを食べながら「さて、切った木をどう処分したものか」という話し合いをした。リュウがとりあえずノープランで切っていて「まあ最後に焼けば いっか」くらいに考えている事が判明して、僕らは驚愕した。量が多すぎるので通報されることは間違いない。それどころか、火を甘く見ていて、燃え広がって 新聞に載るのではないだろうかという不安もよぎった。


カレーのあとは、カズキが「車のヘッドライトを買いたいからついてきてくれ」というので全員でホームセンターに移動。もちろんここはさっきリュウが替刃を投げつけた店。
リュウはもう怒ってないのだけど、バツが悪いからと言って意味も無くシカメっ面をしていた。
ついでなので正しい替刃はどれなのかみんなで探したが、チェーンソーの型が古くて全部適合しないとわかったので、リュウに「そんなに高くないから新しいチェーンソーを買え」と促した。

ホームセンターはみんな嫌いではないのでしばらく個々でウロウロ。

どこからともなく防犯ブザーの音が聞こえてきた。見に行くとチェーンソーのところでリュウが慌てていた。勝手に鳴っただけで何もしていないらしい のだが「替刃が適合しなかったから、本体を万引きしようとした」と見えなくも無い。しかし店員は駆けつけてこないので、放置してその場を離れた。離れた後 ですぐにブザーが止まった。
替刃を投げつけたリュウもバツが悪いが、投げつけられた店員さんもバツが悪かったのかもしれない。リュウがその場から離れるのをどこかのカメラでチェックして、離れてからブザーの処理をしたのではないだろうかと僕らは予想した。

もう居場所が無い感じがしたので、僕らは店をあとにした。

家に帰ったらすぐに寝た。次の日は筋肉痛で動けなかった。