2013-02-18

久しぶりのDJ

今週土曜日はオルガンバーでDJしました。DJ自体が久しぶりです。半年ぶりくらいかな。
こんなにDJしなかったのは10年くらいぶりです。まあとくに何か制作をしているわけでもなく、こんな僕がどこかで呼ばれてDJしても微妙だよなって思ってるので営業する気も起きません。ダメなときは引っこんでいれば良いのです。

で、この半年。良い休憩になったというか、とにかくレコードたくさん買って楽しく聞いて過ごしていました。買えば買うほど「キリがないなあ」と思ったし、誰かのDJを見るたびに「がんばってるなあ」と思ったし、誰かの作品を聞くと自分のダメさというかこざかしさというか、そういうのばかりが目についてしまって、おかげで今回の選曲すごく悩みました。


で、パーティー前日。オルガンバーでは小西さん、平林さん、内門さんの誕生祝いが行われていたので、この日から東京入りしても良かったし、名古屋ではムラナオやたかふぇ君のパーティーがあったので、東京に行かないならこっちに遊びに行っても良かったのだけど、久しぶりのDJだから大事を取ってこの日は家にいたわけですが「自分の事を優先しすぎてしまったかな。良くなかったなあ」と反省したので、どうせだったらどこかのパーティーで派手に失態して悔やんだほうが良かった。


で、パーティー当日。夜9時に東京に着いた。だいぶ念入り。
ご飯食べて10時半くらいにオルガンバーに移動。
チャーベさんが来てくださって、前に少しタイムストレッチのお手伝いしたのでそのお小遣いをもらった。早速そのお金でチャーベさんとショット飲んだ。 チャーベさんごちそうさまでした。
http://instagram.com/p/Vy3SmoITV6/

そして一回目のDJ。さすが渋谷。お客さんの入りが遅い。まだあんまりいない。あんなに選曲を悩んだ事に意味があったのかどうか疑問を感じた。ただそんな中でも有名な曲をかけるとフロアに集まってもらえたりして、大ネタの強さを再認識した。

そのあと平林さん(この3日後に誕生日)が来てくださって、急だったので誕生日のお祝いも持ち合わせていなかったので、これはお酒くらいおごらせていただこうかと思ったら、平林さんカウンターにずっといて、ノンストップでロンリコを振舞っていたので僕が出るタイミングがないどころか僕も巻き込まれてあっという間に泥酔した。すさまじかった。「あ、俺いま東京にいるんだ」って思った。
意識が薄れていくなかで、最後の力を振り絞ってDJブースに行って、自分のレコバッグから適当に物色して「やっぱり僕が平林さんにお酒をおごるなんて無理でした。これを受け取ってください。誕生日おめでとうございます」と言ってレコードを渡した。本当に全く敵わない。

平林さんが来てくださったあたりからお客さんわさわさ増えてて、2回目のDJは盛り上がるかなあ楽しみだなあなんて思ってたのだけど、そんな流れだったので、2回目の出番の1曲目。DJブースに立ったところから僕は意識を失ったので、あんなに選曲を悩んだ事に意味があったのかどうか疑問を感じた。僕ってこういう感じだよな。うんうん。




気が付くと僕は品川駅にいた。「不発弾の処理で新幹線に遅れが出ています」と言われて駅員さんに悪態をついていた。悪態をついてる最中にふっと目が覚めて「あ、不発弾処理のアナウンス、昨日から流れてたから知ってる。怒る事じゃない」と気がついてしまってバツが悪かったので、スッと逃げた。
しかし寒い。品川駅は寒さをしのぐような場所がない。何分か待って、新幹線に乗って一安心。

新幹線は温かくて幸せだなあ~暖房ってすごいなあ~と思ってる時にふと「なんの疑問もなく新幹線に乗ってるけど、レコバッグもちゃんとあるけど、新幹線のチケットも買ってあるけど、財布カラっぽになったあとATMでちゃんとお金降ろしてるみたいだけど、記憶がない」と気が付いた。やることはやってるので特に文句のつけようがないし、いまさら心配になった所で手遅れだけど。


で、そこから僕は二日酔い特有の自己嫌悪で奈落の底へと落ちた。しょんぼりしながら家に帰って、布団にくるまって、数々の思い出せない事を一生懸命思い出して、一生懸命凹んだ。


夜中、二日酔いが治まると「なんであんなに凹んでいたんだろうか。別になにもかも諦めればいいじゃないか」と思えてくるから不思議だ。不思議だったのでツイートしたみたら、分かってくれる人が結構いた。
これをリツイートしてくれた人とは親友になれそうな気がする。


あとフェイスブックでは「酒で失態ばかりする人達を集めて傷を舐め合う会があったらいいのになと思います。」と書いたら、これには戸谷さんがすかさず反応してくれた。めちゃくちゃ酒癖の悪い人でしか構成しないにしても戸谷さんは大歓迎です。



あ、そういえば僕のこのブログのタイトルのところ「BOOTBEATのBLOG!」の下に書いてある言葉が読めませんって一度も言われた事がないのだけど、あれはどんなに拡大しても読めないのだけど、本当は「お酒にまつわる面白エピソードとか書いちゃってます(笑い)」とか「DJのオファーや飲み会のお誘い(←おいおい)などはこちらへ」みたいな、だいぶ寒い事を書いてるだけなので別に良いのですが。



そんなこんなで僕の久しぶりのDJの感想は「あんまりよくわからなかった」です。
また来週も新宿でやります。お近くの方、ぜひよろしくお願いします m(_ _)m

2013-02-05

二日酔い

2月17日。カアリイが三重でDJするので遊びに行った。

着いてすぐにカウンターにてウイスキーのロックを頼んだ。大きめのコップにウイスキーがしっかりと入ってた。氷が少なくて、映画「オーシャンズ」の白クマのシーンを思い出した。

ムラナオと話ししながら飲んでいたら外人さんに話しかけられた。「ハウス ハ スキデスカ?」「ナゴヤ イキマスカ?」「JB'S シッテマスカ?」「カンパイ」で去って行った。何が聞きかったのかよくわからないけどなんか温か い気分になった。あの人が朝方に倒れてたら介抱してあげようと思った。まあ倒れるのは必ず僕なのだが。


TAARさんがDJをしていた。
清潔感がある外見で、四つ打ちを流して、テキーラのショットは断っていて、お客さんをアオる動きも違和感がなくてとてもスマートな感じがした。僕が女だったらこういうDJに惚れるだろう。
清潔感に欠ける外見、わざとでもなく変な曲を流してフロアがイマイチ盛り上がらない、テキーラは無理してでも飲み干す、照れ屋なのでお客さんをアオろうとすると動きが変になる。という僕みたいなDJは僕が女なら絶対に御断りだ。
そんな事を考えていたら酒がすすんだ。

カアリイの出番になった。相変わらず人気あるなあかっこいいなあとぼんやり見てた。

そのまま酒でぼんやりし続けてカアリイの出番が終わる頃から僕はほとんど記憶がない。
いろんな人と酒を飲んだような気がする。




朝、電車に揺られて目を覚ました。いや、電車で車掌さんに揺り起こされた。
特急列車に乗っていて、ちゃんと名古屋方面行きだった。ただ特急券を持っていなくて、財布もカラになっていて料金が払えなかった。まあこんな程度なら後でATM行けば済むので問題ない。
どこかの病院の個室で目覚めなくて良かった。本当に良かった。今年は運が良い。

電車降りようとしたら両足がめちゃくちゃ痛かった。モモタン(腿をヒザでどーんと蹴るやつ)を右に5回、左に8回くらったんじゃないかというほどに痛い。記憶がない時に何があったんだろう。
車にでも当たって飛んだか、階段から転げ落ちたか、本当に誰かにモモタンくらったか。まあ原因は大した問題ではないのだがとにかく痛くて歩きにくい。両足ともなると引きずって歩くことも出来ない。変な動きでゆっくりとATMを探して、そういえば右肩も相当痛いと気が付いて、お金おろして、ヨロヨロと近鉄まで戻って特急料金の不足額を払おうとしたら「もういいですよ。次から気を付けてください」と言われて、こういう小さいラッキー持ってるよなあ俺と思いながら今度は名鉄へ。
自分でもイライラするほど動きが遅い。いま吐き気が来たらトイレに間に合わないなあと心配したがそこはセーフ。今年は運が良い。


帰宅後は二日酔いで大いに悶えた。気持ち悪さが去ると今度は自己嫌悪で奈落の底へと落っこちた。
記憶がなくなるちょっと前くらいの自分の言動がめちゃくちゃ嫌いで、 僕は死ぬまでにあと何回あの自分と向き合わなきゃいけないのだろうと考えるとゾッとするのだけど、結局いつも一日経つと「まあいいか。いまさらかっこつけようもない」と開き直れるから不思議だ。
そして今日ももちろん寝る頃にはケロっとしていた。


今回もまた、みなさんご迷惑をおかけしました m(_ _)m